「飼育方法・健康管理」のページの補足説明

※ご注意 病気や健康状態に関すること、およびその診断・治療は必ず専門の獣医師にご相談ください


補足情報「えさの量」関連



ジャンガリアンでも大きな個体も小さな個体もあります。大きい=太っているではありません。体重を量るにしても精密な秤が必要ですし、じっとしていません。人間のように身長・体重を量るわけにもいきませんから、見た目で判断します。判断材料ですが、頭と体の比率(バランス)で判断します。体に比べて頭が小さく見えるようであれば太りすぎかもしれません。動きがもたもたしていたり、砂場や回し車に入るときに苦しそうならますます怪しいです。時々写真を撮っておいて見比べても良いでしょう。



補足説明「食べてはいけない物」と食べてよい物の一部

■食べてはいけない物

ネギ・タマネギ・ニンニク類(ネギ・タマネギはほとんどの動物でダメ)
ほうれん草など蓚酸を含む物(蓚酸=アク。結石のもと。人間も同じ。おひたしのように湯がくと溶け出して少なくなる)
ハーブ類もやめておいた方が良いでしょう
プラム類(梅・あんず・もも)、ビワ、アボカド
チョコレート(犬でも大量に食べると命にかかわる・ブラックは特に)
脂(油)っこい物(下痢になる)
アルコール類・アルコール分のあるもの(当たり前ですが・・・)

観葉植物の一部(チューリップ・ツツジ・スズラン・ポトス・ベゴニア・・・・その他多数)部屋に飾っている場合など注意が必要です。

書ききれませんが、食用でない植物、ハーブ・スパイスなど刺激物、香り・においの強い物、油脂類などは避けた方が無難です。わからない場合はやめておきましょう。


●食べて良い物・好きな食べ物等

ハムスターの好きな野菜は、小松菜・きゅうり・ミニトマト(葉と茎はダメ)・とうもろこし・などです。キャベツも食べます。

フルーツも大好きです。イチゴ・リンゴ・ブルーベリー・スイカ・メロン・ブドウなど・・・。

ほかにチーズやヨーグルトも好物です。ヨーグルトはハムスターの専門書でも推奨している本もあります。市販の物でも好みがあるようで気に入った製品しか食べない子もいます。

その他に筆者の所ではタンパク源として牛肉(生・加熱とも)やラム肉(加熱)、鶏肉(加熱)、魚(生・加熱とも)、ゆで卵なども与えていますがいずれも少量にとどめ、もし与える場合は少量から様子を見ながら与えます。下痢などをした場合はすぐに中止します。
※肉類、卵などを与える場合は、事前に獣医師にご相談・ご確認下さい。

小鳥用に販売されている生きた虫を与える場合もあるようですが雑菌等、衛生面で不安が残るのと保管が困難なため(時間が経つと脱皮して蛾になる)筆者は使いません。


補足説明【なつく】

説明は専用ページを開設し移動しました



補足説明【かみ癖】


かみ癖には様々な原因がありますがその中の例として以下のような場合があります。

1.ペットショップなどで多数のハムスターを一つのケージに入れいた場合、エサや水など他の個体との競争のため、噛んだり飛びついたりするようになった場合。同時期に生まれたハムスターばかりならそれほどでもありませんが大きくなったハムスターと生まれて間もないハムスターを同じ場所に入れていた場合など。※そのような環境でも必ずなるわけではありません

2.人間に敵対心・恐怖心を持っている場合。乱暴に扱ったり、飼い主がしていなくても売り場にいるときにケージに手を入れて乱暴に扱われたり、不意に捕まれたりして、自然界での猛禽類(鳥)のように、人間を敵だと思ってしまっている場合。またはストレスを感じている場合。

3.上から手のひらで覆うように捕まえようとするとき、手のひらを広げて上から近づくと鳥などに捕らえられると勘違いして噛んだり威嚇したりします。

4.歯がのびてムズムズするので本能的に何かをかじりたい場合。おもちゃやケージの一部などをかじっても飼い主にはかみつかない場合もありますがわからずにかみついてしまう場合もあります。

5.飼い主の体はハムスターと比べるとあまりにも大きいので、手の上などに乗っているとき自分の歩いている場所が安全かどうか確かめるために弱くかむ。

6.あまえていて弱く噛む。


 対処の一例

1.2.の場合は時間を掛けて飼い主が味方で身内であることを理解するまで待ちます。警戒心が強いと、ケージの掃除をするときも飛びついてきたり威嚇のために鳴いたりすることがあります。決して直接さわらないようにして、しばらくは声だけ掛けながら、掃除とエサの交換など毎日の世話だけをします。だんだん警戒心が薄れていきます。時に自分から寄ってくることがあったらケージの外から顔を近づけて話しかけたり、手のにおいをかがせたりします。さらに慣れたらケージの外から少しおやつを手であげてみたり、今度はケージの蓋を開けて直接あげてみたりしながら徐々にならします。人間のように説得してハイ分かりましたとはならないので、焦らず時間を掛けるしかありません。筆者もいろいろなハムスターを飼って来ましたが性格はそれぞれなので、やはりかみ癖の有る子もいます。時には本気で噛まれて怪我をしたことも何度もあります。そういうときは、あまり深刻にならず噛まれるのが日課だというくらいに思っています。噛まれたときは口(言葉)ですぐに叱って、ケージに戻します。元々人なつっこい動物ですから、警戒心が無くなって来たら遊びたがります。これもひっきりなしに遊びたがったり、数日に一度程度しか遊びたがったりしない子もいたりまちまちですが、遊びたいのにケージに返されるのでそのうちに学習します。

3.の場合はケージ掃除などの場合に捕まえるときは飼い主が抱き上げようとしているとハムスターに分かるようにゆっくり、ハムスターに見えるように左右から手を入れます。手を入れる方法は左右からに限らず、いろいろ試して、いやがらない方法を見つけてください。

4.の場合も噛んだら口(言葉)ですぐに叱って、ケージに戻すというのは同じですが、併せて何か噛む物を与えます。木綿の太さ8〜10ミリ程度のロープを数センチ切ってあたえるか1回縛ったものを与えるとかじったり、冬はかじって、ほぐしてふとんにしています。カルシウムの入ったおやつも歯の伸びすぎ防止にはいいと思います。これらのようなかじって遊べるような物や専用のおやつを併せて与えます。

5.6.の場合も、もし強く噛んだら口(言葉)ですぐに叱って、ケージに戻すというのは同じですが、あまえて弱く噛む、いわゆるあまがみの場合は信頼している証ですから叱ってはいけません。



【万一逃げ出したら】

ケージのふたがゆるんでいたりすると逃げ出すことがあります。掃除やエサ・水を換えるときは注意が必要です。また万一逃げ出した場合を考え、ハムスターのいる部屋は床や家具の裏などに薬品、ゴキブリ駆除用品、殺虫剤、危険物を置かないようにします。洗濯機の排水などのように、下水・排水や換気などの開口部も入り込めないように隙間をふさいだり、ネットを張るなどしておいてください。また逃げ出した場合に探しやすいように、通気や換気、温度・湿度等の管理に問題なければ部屋のドアは閉めておきます。ドアをあけておく必要のある場合は他の部屋に逃げていかないように工夫するか注意する必要があります。探す範囲が一部屋であれば比較的短時間での発見も期待できます。間違っても屋外に逃げられるような状況にはしないで下さい。庭やベランダ、屋上など、他の動物や生物に襲われたり、鳥に捕獲されたりする危険があります。

ハムスターは小さいのでわずかな隙間にも入り込みます。本棚、家具の裏などの他、ベッド、ソファーの内部のスプリングや骨組みの部分まで入り込んだり、家電製品、たとえばビデオデッキのテープを入れる部分に入り込んでいたりなどの例もあるようです。広範囲の場合は一部屋づつ締め切って、探している間に他の部屋に逃げないようにしてから、可能性のある場所は片っ端から探します。冒頭で書いたような危険物は取り除いておいてください。見つかったらできれば二人一組で捕獲します。家具の隙間や下から見つかった場合、家具を移動するときに間違ってつぶしたりケガをさせないためです。一人が懐中電灯などでハムスターを確認しながらもう一人が家具を動かし捕獲します。

数時間以内に発見できない場合、最低でも屋外には逃げられないようにしておきます。次に室内の温度管理に気をつけます。夏の高温、冬の低温に注意してください。小動物は食事の間隔を長くあけるのは危険ですからエサを何カ所かに置いておきます。このように、ある程度安全を確保した上で探すのを続けます。それでも見つからない場合は夜行性ですので夜間の静かな時間に探すのも一つの手です。深夜や夜明け前は比較的活発になる個体が多いと思います。カサカサと動く音が聞こえるかも知れません。固い床や、中に空洞のある物は耳を当てて見てください。別の項目に書いた聴診器があればそれも利用してください。また、住み慣れたケージに戻るかも知れませんので床などに置き、ふたを開け、入りやすいように工夫しておいてあげると戻っている場合もあります。根気よくていねいに探してください。


補足説明【鳴き声・威嚇・ストレス・警戒など】

関連項目はこちら



補足説明【目の病気】


たまにひっかいたり目にほこりやおがくずのカスがはいって、目が赤くなったり、片目をつむったままになることがあります。獣医さんで目薬をもらいます。また、いつまでも目の周りをかきむしっている場合はすぐに病院に連れて行ってください。目に傷をつけてしまうことがあります。お医者さんによっては注射によって炎症を抑える場合もあります。獣医さんによく相談してください。ただし眼軟膏はお勧めできません。一度処方してもらったことがありますがベトつくので嫌がってかきむしり、かえって悪化しました。目の病気で目が開かない場合、目ヤニや炎症による膿などで上下のまぶたがくっついてしまうことがよくありあます。獣医さんでもらった目薬を閉じたまぶたの上から垂らしておけば、しばらくすると膿やヤニが柔らかくなって自然に開きます。非常にデリケートなので絶対に無理に開いてはいけません。尚、間違っても人間の疲れ目などに用いる目薬はいけません。

お店でケースに入っている時点で片目または両目が開かない場合、目の病気は二次的な症状で、何らかの感染症にかかっている可能性があります。(このあたりは「買い方・選び方」のページに記載しています) お店で同じケージにいた場合、発症していなくても、すでに感染していてうちにうちに連れて帰った後に発症する場合もあります。また幼齢期に片目または両目が開かない場合、単純に目にほこりやゴミが入ったり、誤って傷つけた可能性の他に、上記と同じく目以外の病気の可能性も考えられます。目の病気だけであれば1週間から〜2,3週間で治ります。しかし、目の病気が二次的な物である場合、どのような病気でそのような症状が起こるのかと、その治療法は小動物の専門知識のある動物病院でないと難しいかも知れません。

床材に小動物用のおがくずを使用している場合、目の病気のときはほこりが入らないようにおがくずはやめて、よくなるまで木綿の床材か新聞紙を細かく裂いたもの(幅5mm×長さ30〜40mm程度)を手で揉みほぐしてやわらかくして入れます。涙や膿で目の周りがぬれている時は砂場の砂は取り出します。砂場で寝たり、エサを食べたりするクセの有る場合は、砂の代わりに砂場の容器にも新聞紙を細かくした物を入れておくと生活環境が変わらなくて良いでしょう。症状が良くなるまで、おがくず・砂のかわりの新聞紙は毎日取り替えて清潔にします。

涙が出ている場合や目薬など目の周りがぬれると手で掻いたりします。目薬のあとは薬がまんべんなく行き渡るまですこしそのままにしておきます。しばらく手の中でじっとさせておくか、遊んであげたり、おやつなどで気をそらすと目薬を手でぬぐい取ったり、掻いたりするのを忘れていることがあります。最後に清潔なティッシュで目の周りに付いた目薬をそっと拭いてあげます。これはぬれているのを気にして目の周りを掻いたりしないようにするためです。ただし、以上はうちでの目薬のやりかたの紹介です。このあたりの方法は必ず獣医さんとよく相談してください。



【老化】

早い場合で生後1年数ヶ月程度で老化が目立つようになります。動きが遅くなる、食が細くなる、毛づやがなくなる、脱毛、涙目など様々な症状が単独あるいは複合してあらわれます。老化とともに甘えるようになるハムスターも結構います。進行するとだんだん幼児化する場合もあります。冬場や、真夏は室温の管理に気をつけてください。代謝が低下しているだけでなく体力も落ちていますから潜ったりケージ内の材料で巣作りをして温度を調節することが困難になってきます。なるべく快適な気温にしてあげてください。また、大きな段差が乗り越えられない場合もありますから、高低差の無いような飼育器具にかえたり、今ある飼育器具でも工夫して低下した体力でも生活できるように配慮する必要があります。ただ、老化した後もケージ内のレイアウトはあまり変えない方がいいと思います。個体にもよりますが老化により視力が低下し、ほとんど見えなくなっている場合があるからです。臭いなどで判断して行動するので視力が衰えても飼い主からの見た目では分からないことがあります。エサは従来通りの物を与え、その他に食べやすいものや、栄養価の高い物を与えます。柔らかい物ばかりだと歯が伸びすぎてしまいます。特に上の歯は伸び続けると内側へ巻いて最後には上あごに刺さるまで伸びてしまい、エサを食べることが出来なくなってしまいます。歯が伸びてしまった場合はすぐに獣医さんで歯を切ってもらってください。筆者のところでは果汁100%のアップル、オレンジ、マスカットなどのジュース(個体により好みが様々です)やフルーツ、ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズ、ゆで卵など、その時々でハムスターが好んで食べるもの、食べられるものを与えています。有る程度、老化が進行した場合は栄養のバランスよりも体力を温存させることに重点を置いています。



その他【病気全般】


他の動物もそうですが、症状が出たころの経緯から飼育方法、食欲とエサやフンの状態、現在の症状と時間ごとの症状の変化など書き留めておき、これを獣医さんに一緒に持っていきます。原因や病名がはっきりしないときや重症で入院する場合に役立つことがあります。ただし、既に病気の症状が出ている場合は先に急いで病院に連れて行きます。動物の場合、人間以上に早期発見・早期治療が重要です。

 応急用

応急用の栄養剤として、小児用のドリンク剤(カフェインやアルコール分がない)、はちみつ、さとう水などは使えます。また少量の蜂蜜は老ハムの栄養補給になります(元気のない時)。ヨーグルト等はお腹の調子を整えます。但しどちらも応急用として使い、調子の悪いときは可能な限り早く獣医師にみせてください。(ヨーグルトは普段も与えて構いません。)

【冬眠・休眠と永眠(死亡)】

5度以下になると冬眠するようです。ただし、熊などの冬眠とはそのシステムが違うため非常に危険で、そのまま生き返らないことが多いようです。人工的な飼育環境では冬眠は不可能ですから冬季は5度以下にならないよう注意が必要です。18度〜26度の間に保った方が安全です。冬眠・休眠の場合、普段寝ているような場所で小さく丸まっています。横になっていたり仰向けになっていたりして動かない・息をしていない場合は、残念ながら永眠(死亡)です。ハムスターは室温が高いときはだらっとのびています。寒いときは放熱を減らすため小さく丸まっています。ですから冬眠・休眠に入る時にのびていたり、いつも寝ているような場所以外で動かなくなるということはあまり考えられません。以上は冬眠・休眠と永眠(死亡)との典型的な違いです。極端な低温になっていない場合は冬眠・休眠と関係なく眠ったまま息を引き取る場合もありますから丸まって眠った姿で亡くなる場合もあります。歩いている途中で息を引き取り、まさにそのままの姿で亡くなっていることもあります。自然死の場合は最期の時が近くなると自分の気に入っている場所に行くようです(または行こうとする)。ケージの中でも、砂場や、小屋の中など好みによって様々です。飼い主の所へ行こうとする場合もあります。ヨロヨロと近づいてこようとするので手に取ってみて、それでも落ち着かず、しかたなく寝そべって筆者の体の上に乗せたところ胸のあたりまできてようやく落ち着いて、しばらくそこで過ごして息を引き取ったこともあります。

亡くなった後しばらく経つと、死後硬直が始まり冷たく固くなります。それを過ぎるとまた柔らかくなります。どちらか分からない時はしばらく手で暖めてみます。それでも回復しない場合、希望は薄いのですが、2〜3日暖かい部屋にケージに入れて置いておきます。(入れておかないと意識が戻った場合に逃げ出してしまう)死亡している場合は、腐敗臭がし始めたり、腐敗によりガスが発生し体が膨らみ出します。死亡確認については聴診器の項目にも記載しています。

老衰の場合は、だんだん動きが遅くなり見た目にもヨボヨボした感じになりますがこの状態でも相当な期間普通に生活する子もいます。だいたい寿命が近づくと亡くなる1〜2日前からオシッコをほとんどしなくなります。但し、水分摂取の関係からたまたまその日しなかったり砂場や普段と違う場所でしていて飼い主が気づかないだけの場合もありますので、飼育の経験が浅いと判断は難しいかもしれません。

突然死も結構あります。ある日突然、電池が切れたように亡くなります。動物は具合が悪くても外見で分かるような徴候を現さないことが多いので体内で密かに病気が進行していたのかもしれません。ストレスやビタミンB1欠乏症、腎不全、内臓の腫瘍などで突然死を起こす場合もあるようです。事前に発見し防止するには定期検診を受ける必要がありますが小動物用の設備・機材や専門知識を持って対応している病院はあまりありません。

飼育器具の洗浄・消毒

死亡を確認した場合、飼育器具は洗浄および消毒してからしまっておくか、他のペット・ハムスターに使用してください。消毒薬は、薬局で動物の飼育器具を洗浄・消毒するために使用すると伝えて、適切な消毒薬を購入・使用してください。万一感染症にかかっていた場合、他の動物に感染するのを防ぐためです。尚、微量でも洗剤や消毒薬が残留すると体の小さいハムスターには致命的な害になることもありますから、揮発して完全に消滅する物を除き、しっかりとすすぐなどして残留しないように注意してください。

以上参考までに書きましたが、いずれの場合も、病気や怪我、健康に関することは専門の獣医師に相談してください。

※飼育前か飼育の初期段階に小動物の治療可能な獣医さんを探しておきましょう。
 (緊急時に不在の可能性もありますのでできれば2〜3軒)




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